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協会について
OUTLINE

会長挨拶

 

新年のご挨拶

吉岡会長謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年末、政権が交替したことを機に新しい仕組みに切り替わることを期待したいと思います。人口減少に象徴される閉塞感の漂う時代ですが、将来に希望があり、夢を語れる時代にしたいものです。

 

私の夢

私の夢は、この地域の情報産業が持続性のある発展をすることです。今、「Ruby」というまつもとさんが中心となって開発したコンピュータ言語のお陰で、規模は小さいがソフト系IT企業の進出が多くあります。本協会で実施している実態調査でも、従事者数が5年続けて3%程度ずつ増加しています。これを永続させることです。
他のほとんどの産業が縮小し、従事者が減少する中で、この業界は奇異な存在です。この状態がどこまで続くかは、人次第です。求められるのは「人財」と呼べるようなビジネスを広げてくれる人です。

 

若年層のRuby教育

イチロー選手がそうであるように、一流となるには小さい時からその道に接することです。若く感性の育つ時に目指すべき道に触れることです。成人してから、いくら勉強しても追い付けないのが感性です。複雑で日々進化するITテクノロジーを素直に受け入れることができる感性。脳内神経回路を形成するシナプスがITテクノロジー向けに発達した人財。こういう人財が湧き出る地域になれば、永続的に人が集まり、ビジネスが集まるようになります。
今年度から中学校学習指導要領が改正され、「技術・家庭科」の情報に関する技術分野において、「プログラム作成」があり、これまでの選択から全員が学ぶことになります。この地域、松江市などでは中高生向けにRubyプログラミング教室が開催されていますが、参加する子どもたちは、親がコンピュータ関係に勤めていたり、Rubyの動きに接したりした人に限られています。中学校の授業の中で全員がRubyを学ぶ機会ができれば、すそ野が大きく広がります。若い時にプログラミングに接し、ものづくりの楽しさを知り、目的を持って高等教育に進み、そして職業に就く。このようなことがこの地域で実現できたら、なんと素晴らしいことでしょう。「Ruby」が地域資源として、産業の核となる時です。

 

そして高等教育・ビジネスへ

少しずつ若年層へのRuby教育が普及しつつあります。そして、松江高専や島根大学にも、情報工学の専門分野で全員が学ぶ時が近づいてきています。我々情報産業に従事する者の役割は、この若年層のRuby教育を積極的に支援していくことだと考えています。
また、これらの教育を受けた多くの若者が情報産業で受け入れられ、創造性溢れる仕事に就き、ものづくりの楽しさを実感することで、ビジネスを益々広げていく原動力となって頂きたいものです。

 

みなさまと共に、元気で闊達な情報産業であり続けられるよう努めてまいりますので、本年もご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 


一般社団法人 島根県情報産業協会
会長 吉岡 宏