| 講座名 |
【7】新任マネージャーのための人と組織のマネジメント |
| 講座内容 | 実習期間 |
6月19日(木)~6月20日(金) |
| 研修のねらい |
管理職の役割である「人と組織のマネジメント」について的確に判断し自信をもって行動するために、会社の戦略と方針に沿った判断基準とフレームワーク、それを的確に伝えるコミュニケーションと言動を体得します。管理職として遭遇する目標管理、育成計画、機会指導、業務調整などの疑似体験を通し、実践的に学びます。 |
| 目標 |
本コース修了後、次の事項ができることを目標としています。
- 会社が期待する管理職としての役割と責任を人と組織のマネジメントの観点で列挙します。
- 組織目標を達成するために部下に求める要件(知識・スキル・コンピテンシー)を設定し、組織を構成する場合の部下の人選などを論理的な判断を用いて行います。
- 部下の特徴(経験、長所・短所、志向など)を把握し業務の割当てを行い、またその業務割当てを組織や部下に説明し、動機付けを行います。
- 問題の発生により業務の見直しや割当てを変更する場合に、優先順位を再設定し、関係者へ通知や交渉を行い、想定されるリスクへの対応を計画します。
- 目標管理制度において、適切な目標設定とコミュニケーション、業績評価の注意点と難しい評価結果を的確に伝えます。
- 組織の目標達成と個人のキャリア達成のバランスを取り部下の育成目標を設定し、その具体的な育成計画を立てます。
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| 受講生の声 | 目標達成度 |
- 目標をたてるという事が業務に対しても個人に対しても大切だという事がわかりました。
目標設定の方法は理解できたと思う。基準(はかるもの)を設定できるようにしたい。
- 目標の能力を完全に身につけることはできなかったかもしれませんが、今後、会社に帰ってからは今回学んだことを意識して目標を達成したいと思います。
- 主任という立場で部下、若手メンバーに対して出来ること、部長の立場でないと出来ないことがあるので・・・
- 自分の目標数値、行動目標を決めるのが大変。
- 実際に考えた回避策について説明が不十分となることがありました。
今後経験を積むことで改善出来れば良いと思います。
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| 総合評価 |
- ディスカッション、演習が多く、理解しやすい形式でよかった。(テキストだけの研修だとつらいので)
- ケーススタディやディスカッションによって意見交換出来たのがよかった。
- グループ討議、ロールプレイング演習の時間が多く実践的な内容でしたので有意義でした。
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| 講師の評価 | 受講者 |
5名の参加者の内、1名は5名の部下を持つ係長、1名は5名の組織の中で2名の部下をもつサブリーダー、1名は3名の若手の育成を担当するトレーナー的役割、残り2名は部下を持たないメンバーであった。 本研修の対象者として適切なのは、最初の3名であった。 しかし、5名とも研修に積極的に参加し、現状の役割の中で活かせる学びをしていた。 |
| 所感 |
5名1グループでの実施となり、複数グループによる検討結果の比較や相互の質疑による学びの機会が作れない分、講師からの問いかけを多くし通常の研修と遜色ない学びの機会を提供するよう工夫した。 また、今回は全ての参加者がIT関連企業であったので、システム開発プロジェクトと組織の話や、Agile開発の組織運営のプラックティスを紹介した。数名の方は、早速自社で実践したいとの報告を頂きました。私も島根県出身と言うこともあり、地元の企業やIT産業の発展に微力ですが協力させて頂ける機会を得れましたこと、大変有難く感じております。またの機会がありましたら、支援させて頂きたいと存じます。 |