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協会について
OUTLINE

会長挨拶

 

変革の時代に向けて

吉岡会長

  オリンピックイヤーがスタートしました。初めての自国開催という方が多いと思います。

前回のオリンピックの時、私は11歳でした。新幹線が東京・大阪間で開通し、高速道路ができ、国際衛星通信が始まりました。最初の衛星通信で送られてきた映像は、ケネディ米国大統領の暗殺というニュースだったことを子供心にも鮮明に残っています。世界中から注目を受けることもあり、日本の良さをアピールする絶好の機会です。

 そのために、国を挙げてより良い日本を作り出し、先進的なイメージを世界に向けて発信しようとするのです。今回2020のオリンピックに向けては、5G(第五世代通信技術)が注目されるところです。今までの通信技術より100倍速いということで、遠隔医療が注目されており、通信の遅延もほとんどないということで、自動運転にも有効であると言われています。人間より高度な運転技術を持った車が出来ようとしています。人の頭脳より優秀なロボットの世界です。

 今の景気はオリンピックまでとよく言われますが、5Gが作り出す新しい時代は、コンピュータ技術がこれまで以上に重要な役割を担う時代になってきます。情報産業は2007年から島根県の支援を継続して受けており、今では島根県の代表的な産業となっています。若い人の希望職種にもシステムエンジニアやプログラマーが上位に挙がって来る時代になって来ています。

だからと言って、安穏としている訳にはいきません。今、企業に入って来る人たちは、子供のころからスマホを持っている世代であり、その前はゆとり世代でした。10年後には5Gの世代が入ってくるようになるでしょう。世代により考え方や価値観、発想の仕方が根本的に違うのでしょう。我々の情報産業はものづくりの産業です。良いものを作るには、コミュニケーションの良いチームが必須条件です。世代間のギャップを嘆いている時間はありません。良い組織づくり、バランスの取れた人づくりが今ほど必要な時はないと思います。10年後の情報産業や企業の発展したイメージを描いて、今から人材育成のスタートとしたいものです。

                                                            2020年1月 

一般社団法人 島根県情報産業協会 

会 長 吉 岡  宏