1. ホーム
  2. 協会について
  3. 会長就任挨拶(令和3年)

協会について
OUTLINE

会長挨拶

 

令和3年度 会長就任挨拶                                                            

   

 2021年6月に会長に就任しました井上です。ここまで吉岡前会長の元、副会長 を拝命してまいりましたが、 皆様の推薦も頂き会長に就任することとなりました、この重責を全う出来るよう皆様のアドバイスとご協力を 頂ければと存じますので何卒よろしくお願い致します。
コロナ禍も1年半が過ぎようとしています、ワクチン接種が進む中ウィルスの勢いが残念ながら衰える様相が 見られません。我々の生活様式もこの1年半で大きく変様を遂げました。あらゆる産業でテレワークが推奨され国内の移動も制限されるようになりました。このような状況がいつまで続くかは予測も出来ませんが、一般的にはコロナ禍が過ぎ去っても以前の社会形態には戻らず、新たなアフターコロナの時代が訪れるのではないかと言われています。ITに関しても今後AI・5G・IoTの普及発展により、誰も想像出来ないような未来が訪れるのではないかと期待と不安を感じております。

振り返って我々情報産業においては比較的テレワークに適した業種であり、島根県の情報産業においても毎年行っています業況調査を見ても全体に業績が伸びている結果が見て取れます。社会の旺盛なIT投資を受けての 成果です、そして昨今デジタルトランスフォーメーション(DX)が注目を集めている点においてもIT投資には追い風となっています。
しかしながらこの先に向けてはIT投資もより新しい技術を取り入れた手法に変わって行くと言われています、具体的にはこれまでの大型コンピュータやサーバーをベースに利用していたシステムがクラウドの利用に移行したり、長く変わらない仕様を前提に大規模開発プロジェクトにて進めていた開発手法が、目まぐるしく変わる社会のニーズと自社のビジネスに即応する短期間での開発を繰り返すアジャイル開発へとシフトしていくと思われ、島根県の情報産業においても、そのような変化に対応すべく今後も継続的に人材育成や情報提供を行ってまいりたいと思います。
そのためにも産学官の垣根を超えたチームワークを円滑に進めることや、外部からの情報をより早く正確にキャッチアップすることが重要になってきます。
島根県の情報産業が島根県の未来を担う重要な産業になり、ひいては島根県の産業の発展に寄与すべく活動を継続してまいりますので、引き続きご理解ご協力を賜りますようよろしくお願い致します。

                                                                                                                                                 2021年6月

一般社団法人 島根県情報産業協会 

会 長 井 上  浩